テレハラ 管理職がまずしておくべきこと

新型コロナウイルスの影響で、、リモートワークが一気に加速しましたね。ここ数年、ICTを使ったテレワークを促進しようと政府も色々と施策を打ってきましたが、コロナの影響で、様相が一変しました。

都庁が5月11日に発表したテレワークの導入に関する緊急調査では、4月の都内企業のテレワークの導入率は62.7%となったとのこと。電車の込み具合から想定をしておりましたが、本当にテレワークが加速しました。

緊急事態宣言も5月25日に解除されましたが、朝の通勤電車はまだまだ空いています。この期間にテレワークを実際に行って、その効果にメリットとデメリットを比較して、継続される企業も多いことでしょう。

そんな中、最近になって、テレハラ(テレワークハラスメント、リモートハラスメント)なる言葉がでているようです。最近は、何でも○○ハラという言葉になって、話題になります。

こちらのサイトでテレハラやリモハラの情報がわかりやすく纏まっていたので、お知らせします。

テレハラ(リモハラ)とは? 意味と具体例と防止策と被害への対処法https://shigoto-nayami.info/word/4329/

昨日6月1日付けの日経新聞でもテレハラ、リモハラの記事がありました。やはり目線は、部下からこんなテレハラやリモハラを受けている、という話です。

一方で、上司側から見ても、部下に問題となる部分があるようです。

  • ビデオをONにしてくれない
  • 顔が見れないから不安
  • 本当にやっているのかわからない など

今まで、身近で顔色やコミュニケーションをとっていたのが、画面越しや声だけのケースもあるので不安はでてくることでしょう。

ただ、これは、テレワークの問題ではありません。
今までのマネジメントスタイルが問題なんだと思います。

  • 日頃から信頼を得られる行動を見本として示しているか
  • 管理職自身が能動的に仕事をしてるのか
  • 部下や上司と連携して仕事ができているのか

こういった日々の積み重ねが吹き出ているのかもしれません。
今一度、自分の日頃のマネジメントを振り返ってはどうでしょうか?

私が言うには、テレワークでの仕事を行う際、管理職の方が大事にすべきは、「やった(行動)」というアピールを評価するのではなく、「成果」を確認していくことです。

成果を明らかにするためには、そもそも、部署の目的を共有し、目標をともに決めておくことが重要です。そして、それを月、週、日とブレイクダウンして管理することです。

そして、その成果を、どのようなアクションで実現していくのか。これも明らかにしておくことです。

実は、成果が曖昧だから、ちゃんとやっているのが心配なのではないでしょうか?

テレワーク時代だからこそ、「行動」より「結果」を重視するマネジメント、皆さんのマネジメントスタイルも考える良い機会だと思います。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。